My History

自分の主体的な音楽活動は、愛知県長久手市の劇場「文化の家」での仕事を軸に形作られてきたところが大きい。

自分の履歴をざっと学習させて、現在に繋がる「活動史」を、ChatGPTにまとめてもらった。

今までの記事の文章の特徴を学習して出力されている。若干怖い!

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大学時代、
愛知県立芸術大学のサクソフォン専攻で、田中靖人先生に師事。
東京佼成ウィンドオーケストラのコンサートマスターであり、トルヴェールカルテットのバリトンサクソフォン奏者でもある方。
基礎をみっちり、芸大で叩き込まれた。

卒業後は、上京も考えた。
けれど間もなく、長久手市文化の家からアーティスト契約の話が舞い込む。
当時の担当、生田創さんのオファーが魅力的すぎて、迷う暇もなく受けた。
これが、僕と地域・社会との音楽活動をつなぐ最初の扉になった。


2016年。
「文化の家に世界一のサクソフォン奏者を呼びましょう」
生田さんのひとこと。
夢のような企画だった。

市民にとっても親しみやすく、でも世界レベルの奏者。
考え抜いて選んだのは、オランダのアルノ・ボーンカンプ。
須川展也さんが間を取り持ってくれ(!)、豪華すぎるデュオ公演が実現。

ボーンカンプの室内楽的な表現、そしてBuffet Cramponの音色。
心を持っていかれ、その後の自分の演奏スタイルに深く刻まれる。
楽器も、Senzoをフルローンで購入してしまった。


2018年。
第1回リサイタル
ドビュッシー、スクリャービン、シューマン、グラズノフ…。
はじめてのリサイタルでステージに立ち、背筋が伸びた。

2019年。
第2回リサイタル
ピアノデュオとの共演で、アーン、ブラームス、フランク。
クラシック室内楽の奥深さを、サックスでどう表すかに挑戦。


2020〜21年、コロナ。
フリーの音楽家は、一斉に仕事を失った。
僕は名古屋の福祉施設「よつ葉の会」に業務士として契約し、職員として各施設を回ることに。
チーム名は「キャラバンよつ葉」。
利用者さんのリクエストから編曲し演奏する日々。
自然と、昭和歌謡のレパートリーが増えていった。

同じ頃、碓井雅史さんにジャズサックスを学び始める。
これが後の表現の幅に静かに効いてくる。


2022年。
第3回リサイタル
シュミット、ヒンデミット、フランセ、アドルフ・ブッシュ、そしてアンコールにチャップリンの《スマイル》。
ゲストも多彩で、室内楽フェスのような濃密さだった。


2023年。
文化の家の福祉事業で、菅原拓馬(Pf/作曲)、徳田真由(Vn)と「ふくしーず」を結成。
長久手市内の福祉施設へ定期的にアウトリーチ。
コロナ期には野外演奏という変則スタイルもあった。


そして服部良一。
高齢者に馴染みの深い作曲家だが、サクソフォン協奏曲の存在を知ったときは衝撃だった。
きっかけは、雲井雅人さんのFacebook投稿。
雲井さんは過去に遺族と接触したが、途中で話が止まってしまったという。
「君もトライしてみるといいよ」
その一言が、今の研究活動のスタートになった。

現在は、アーカイブに強い山本宗吉さんと調査を進めている。
まずはこの作品の価値を明らかにし、いつか楽譜に辿り着きたい。


直近では、2025年9月のシンポジウムでこの研究を発表予定。


この活動史は、まだ途中。
でも、振り返るたびに思う。
どの出来事も、次の扉への鍵だったのだと。