革命

昨日もAIに関わる投稿をしたが、これはすごい。。

実は先日ChatGPTの有料登録をした。

 

近年の生成AIがもたらした各業界へのイノベーションについては、YouTubeを開くと、アイコニックな経営者たち(ホリエモンさんなど)が語っているのをよく目にするので、何となく意識はしていた。

生成AIが自分の仕事に実際に役に立つイメージはあまりしていなかったのだが、最近研究をしていることもあり、調べ物がとんでもなく捗ることを体験した。

サクソフォンの父と評される名演奏家、マルセル・ミュールがリリースしたレコードが日本において、いつの時点で何の曲が聴かれる状態にあったかを明らかにしたかった。

ミュールが生涯で録音したSP,LPの総数だけは分かっていたが、詳しいリリース日や曲目は自分では整理することが難しかった。

 

これをChatGPTにお願いすると、フランスの各種データベースにアクセスし、大枠の情報を把握。さらにWeb上の資料の画像をスキャンし、画像データから必要な情報を抽出。さらにそれが信憑性があるかどうか二重、三重にチェック。

ここまで1分。

 

もう一声頼めば、これがあっという間に、超わかりやすいエクセルの表になって出てきた。

この瞬間に、月額3,000円の支払いを決めた。

 

 

調べもの以外にも、プロモーションの相談や、言語学習、旅行の相談まで何でもできてしまうから恐ろしい。

このテクノロジーを自分の分野で少しでも活かす方法を探していきたいと思った。

 

 

ただ、あまりのことにまだ色々と整理がつかないこともある。

 

堀江さんが過去に、アメリカの作曲家であるD.マスランカに、不器用な英語ながら、メールでリスペクトと熱意を伝え、サクソフォンが含まれる室内楽作品を全て贈ってもらったというエピソードがある。

演奏家の気持ちが創造的な部分で作曲家と結びついたというのは、芸において重要でとても尊いものだと思う。

 

今後このような人の動きがなくなるのは、なにか失っているものがある気がする。

 

今回のミュールについての調べ物についても、ある専門家に、勇気を絞ってダイレクトに問い合わせしようと思っていたのだが、その行動の必然性は無くなってしまった。

 

人同士のつながりの認識をアップデートしなければならない。