振り返り投稿
9/11に横浜みなとみらいホールで聴いた梅本佑利さんの演奏会に足を運んだ。
梅本さんは20代前半にして、文字通り「一世を風靡」している日本の作曲家。
一般的な作曲家という言葉のイメージには収まらないスタイルでありながら、西洋音楽の文脈のひとつの最先端としても位置付けられている特別な存在だ。
作品それぞれに強さがあって、現代美術的なコンセプトを感じる。
また、一貫して「アニメやインターネット文化」にインスピレーションを受けた表現を探求している。
梅本さんが一世を風靡する前、たまたまyoutubeで《Super Bach Boy》見つけたことがある。
そのときは「これは間違いなく売れる」と、謎のプロデューサー的思考が頭に走った。笑
その後、梅本さんが自分の母校の愛知県立芸術大学に在学しているということを聞いたときは、耳を疑った。
(このようにすでに強力な作品を作り、形にしてしまっている人が本当に学生?)

現在はみなとみらいホールの契約作曲家であったり、国内トップクラスの音楽事務所に所属しながら創作を続けている様子。
萌え²少女(Moe²Girl)
https://www.kajimotomusic.com/eng/artists-projects/yuri-umemoto/?utm_source=chatgpt.com
今日の演奏会は梅本さんのエモーショナルな部分がいつもより強調されていたような。そして演奏のレベルが高かった!
現代の価値観に直接切り込んでいくような活動が、羨ましくも感じた。