愛知音楽研究会10周年シンポジウム(終了)

9.20(土)
昨年から続けてきた服部良一に関する調査について、ひとつの節目として考えていたシンポジウムで発表を行った。これまでの取り組みを整理し、次の展開を見据える機会となった。

 

1941年に作曲された服部良一の《サキソホン・コンチェルト》は、現在、楽譜も録音も公開されていない幻の作品である。

昨年の調査始めはロマンのみで動いていたが、周辺資料を追う中で、これは当時の服部にしか生み出し得なかった、きわめて独自の価値を持つ作品だったのではないかと思うようになった。