坪内逍遥生誕祭

坪内逍遥(1859-1935)は明治から昭和にかけて活躍した文筆家で、近代日本文学の先駆者の一人。

シェイクスピア全集の翻訳を先駆けて行い、早稲田大学では多くの文学者を育成するなど、文化全般〜教育まで、多岐にわたる功績を残している。

またワーグナーの楽劇に影響を受けた舞踊劇まで残しているそうで、音楽にも縁がある人物だ。演劇、声楽界においては特に重要な人物なのだろう。

6/22は坪内逍遥の誕生日で、美濃加茂市で開催された「生誕祭」に参加した。

逍遥が創作した作品の朗読に、ピアノとサックスの音楽を組み合わせた和洋折衷な試み。

当日合わせでヒヤっとしつつも、共演者の機転のおかげで無事終えることができた。

「逍遥座」の皆さんの声の存在感が印象的だった。

また、大学生の時(13年前くらい)に指導に行っていた、加茂高校の生徒達が聴きにきてくれて嬉しかった。

生徒といっても、当時大学生と高校生だからそんなに歳は変わらず、、もはや同世代。

加茂高校は、倍返しだ、の「半沢直樹」作者の母校らしい。